やりたい仕事が分からない人は『40年以上働く』事実から考えてみよう

あなたは今やりがいを持って働くことができていますか。

やりたい仕事ができていますか。

仕事に意義や楽しさを見出すことができていますか。

お金と休日のためと割り切って、土日を満喫されているでしょうか。

はたまた、どれだけ働いても給料も少なく、残業も多いブラックな企業に嫌気がさしていますか。

かわうそは今年の8月に転職し、ECサイトのWEBコーダー(デザイナー)として働いています。

かわうそは今、本当に幸せです。

パソコンを触ることが好きだから、それが仕事になって本当に楽しいです。

WEB自体にも興味があるので、毎日仕事をするということは自分の興味のあることを学ぶことなんです。

けれど、転職するまでは地獄でした。

とても苦手な接客業を3年半続けていて、突然景色が灰色がかって見えるくらい、ストレスを抱え嫌々働いていたんです。

なぜ苦手な接客業に従事することになったかというと、かわうその人間としての甘さがゆえ、準備不足のために就職活動を失敗したからなのです。

しかし、就職活動当時から転職するまで、もちろん今でも信念としてブレない1つの軸を持っていました。

それは、『40年以上働くなら、自分が楽しいと思えて納得できる仕事がしたい』という軸でした。

やりたい仕事が考えられない、どんな仕事に就けばいいか分からない。

だから志望動機も書けないし、入りたい会社も想像もできない。

就職、転職に悩むことは、幸せな人生を作る資源確保の手段に悩むということです。

今回はかわうその経験も含め『40年以上働く』という視点で、仕事について書いていきたいと思います。

日本で40年以上働くということ

新卒入社し定年退職する場合、23歳から65歳の定年まで労働すると考えると、40年以上働くことになります。

一日の労働時間を8時間、通勤で1時間、休憩が1時間、年間休日120日のホワイト企業で計算してみましょう。

年間労働は245日なので、1日の仕事での拘束時間の10時間をかけると、年間2450時間を最低でも仕事に費やします。

それが40年続くので、98000時間を仕事に使用するわけです。

これは労働環境が恵まれているホワイト企業の場合です。

残業があったり、通勤時間が長ければ、もっと働くことになります。

この98000時間、あなたはどのように使いたいですか。

人生の半分近く仕事をするのです。

あなたはどうしますか。

死ぬときに幸せだったと思うためには、98000時間をどのような仕事に費やす必要がありますか。

誰もが最初は初心者

新卒での就職や転職に失敗したから自殺をする人もいる世の中です。

かわうそも新卒での就職に失敗し、合わないと分かっている接客業に従事することとなり、この先の人生を考えると地獄のようで、死にたいと思う気持ちは十分に分かります。

けれど、最初からうまくいくはずなんてないのです。

誰もが最初は初心者。

経験して初めて分かることがあるのです。

経験しないと分からないことたくさん散りばめられているのです。

時間は98000時間あります。

最初から最後まで全て幸せだった人生なんて、存在するわけがないのです。

苦しみを知るから、慈悲が生まれ、より素晴らしい仕事ができるようになり、幸せを噛みしめることができるのでしょう。

失敗してからが勝負です。

かわうそは3年半接客業をしたので、1000時間以上使ってしまいました。

けれど、残りは97000時間あると思えば、何を始めたって遅くはないと思いませんか。

失敗したからこそ、明確になった人生観があり、強い思いと目標意識が生まれているはずです。

ここからの学びは本物で、真に価値ある学びです。

やりたいことがあるけれど、自分には無理だなんて怖がらなくていいんです。

諦めなくていいんです。

今は何もできなくてもそれでいいんです。

仕事として通用するスキルがなくても、採用なんてされないレベルでもそれでいいんです。

ただ、この先の長い仕事人生を考えてみましょう。

今のあなたにできることから始めましょう。

失敗してもいいし、時間もたっぷりあるのだから。

行動することだけは諦めないでください。

それでもやりたいことがない

それでもやりたいことがない人、悩む必要はありません。

やりたい仕事がないだけで、あなたにしかできない仕事は必ずあるのです。

仕事よりも大切なものをあなたは持っているのでしょう。

実家や家族の安定、地元の友達、もしかしたら自分自身かもしれませんね。

仕事を超えて大事なことを守れるように仕事を選んでみましょう。

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