長所は『パソコンを触ることとその時間が好き』
どうも管理人のかわうそ29です。今日のテーマは複数回にわたってお届けしている、鬱になりかけながらも自分の長所を見つけた経験です。
今回は『長所を見つけて変化した、就活から転職までの簡単な僕の経緯』です。過去の経験を話してるだけなので、興味がない人は次の記事読んだ方がメリットあると思います!
就活、転職、やりたいこと、自己 PRと、長所や強みが見つからないって本当に苦しい。書類作成で躓くし、志望動機も書けない。でっち上げた内容に自信は持てないし、そもそも書類も面接も通らない。嘘をついて面接に受かっても、そんなことは本当は無意味だって分かってしまうあなただから、なおさら辛くなってしまう。
僕の記事が少しでもお役に立てればうれしいです。
Contents
幸せ最高潮の現在
未経験で Web デザイナー、 Web コーダーとして転職
過去を話せば長くなるので、まずは僕の現状をお伝えします。僕は長所である『パソコンを触ることとその時間が好き』を生かして、未経験で Web デザイナー、 Web コーダーとして転職に成功しました。
IT兼印刷会社に中途採用していただき、約40サイトほどを運営する部署で働いてます。
※そして会社の近くに引っ越し、婚約している彼女と同棲も始めました!
もちろんデザイナーとしても、コーダーとしても未熟なので、凄い仕事をしているわけではなく、日々基本的なことから勉強してるような感じです。パソコン触ることが好きで、 Web にも興味があるので、 現場で勉強しながら給料もらえて最高です。
仕事で学ぶ→ブログに生かす→仕事に還元する循環にハマる
さらに言うと今ブログ書くことにハマってます。元々ネットサーフィンとか、パソコンを触ることが好きだったので、その延長線でブログを書くことが僕にとってすごく気持ちのいい時間になってます。
さらにさらに普段の業務で例えば Web のアクセス解析したり、もちろんデザインなどにも携わっているので、より良いブログ作成のために仕事での学びを使うことができるんです! この良い循環がより楽しい理由になってます。
それもこれも自分と向き合って苦しみながらも長所を見つけることができたからだと思ってます。そんな僕の苦しみと、なぜ今のような楽しい生活に辿り着けたのか説明できたらなと思います。参考にしてみてください。
就活
長所なし、志望動機無し、やりたいことは仕事にしたいけどやりたいこともない
僕は就活で失敗しました。致命的だったことは2つです。
①長所がなく自己 PR が書けなかったこと②志望動機がなかったこと
この2つです。
こんな僕にも就活をする上で唯一の信念がありました。それは、『40年以上働くのであれば、楽しくてやりがいがある仕事をしたい』ということでした。これは今でも変わらず持ち続けていて、大事にしたい自分の考え方です。
しかし問題は、楽しくやりがいある仕事が大切だと思っているのに、自分自身にやりたいことがなかったことでした。だから志望動機が書けなかったんですね。しかもアピールできるような長所さえ見つからない・・・
かろうじて、好きだったサッカーに携わった仕事がしたいと思ってたので、かっこいいし何とか入れそうだなとスポーツメーカーを受けてました。でもスポーツメーカーって超人気企業で、志望動機も曖昧だし自己 PR もできない僕が受かるはずもなく、惨敗しました。
スポーツ系の企業に入社するも、苦手な接客業・・・
結果的に僕は前会社である、スポーツ小売系の企業に入社しました。有名企業、東証一部上場、休日週3日、残業なしのホワイト!にすがってプライドを保ちながら・・・
僕は営業や接客がすごく苦手だと分かりつつ、接客最前線の戦場である小売業の企業に入社したのです。(将来的に商品開発部署で働いてもらうという話を真に受けて・・・)
そんなわけで、僕はゴルフショップに配属され、ゴルフショップ店員として働くことになったのです。
ゴルフショップ店員時代
地獄のゴルフショップ時代
ゴルフショップに配属され、仕事と言えばもちろん一番苦手な接客です。3年と半年ぐらい勤めましたが、意外にも接客が苦手なんですけど、仕事の評価はかなり良くて、とんとん拍子でランクが上がっていきました。
早く副店長やれと圧がかかるも、そんなんやりたくないし、今後一生店で働くことになるのかと想像すると、人生お先真っ暗だー!と悲観しまくりです。
鬱!?ストレスで世界がグレーに
そんなある日、ストレスで世界が一気に灰色がかって、グレーになったのです。これは精神的にもうやばいな・・・と直感!!業務後、帰宅する帰りの車では涙がぼろぼろ出てきて、俺は今なんでこんなことをしてるんやろうと、悲しくて辛くてどうしようもなかったです。
人生の恐怖のようなものを感じたのは初めてでした。どうすれば自分が本当にやりたいと思える仕事をしながら人生を生きていくことができるのか、就職活動の時に解決できなかった問題がずっと残ってて、いまだに付きまとってやがる・・・
転職を決意するも、何がしたいかまだまだ分からない
ここで初めて本気で転職を志します。
やみくもに転職してもまた失敗することは目に見えているので、何がしたいか、どうやって生きていきたいかを考えるけど、やっぱり何も見えない中で、また出勤してという苦しい状態が続きました・・・
アカウントを作成しまくって繰り返した適職診断
とにかく自分と向き合うしかないと考えて、過去の人生を徹底的に振り返りました。休日は1日こもって、ひたすら転職ブログとかを読みました。本だってこんなに!結構売ったので、倍ぐらいはあったかな!
もちろん適職診断や性格診断、長所診断なんて、アカウントを何個も何個も複製してリクナビやマイナビでテストを受けてました!笑
さらにはストレングスファインダーという有料で実績のあるテストも受けました。
2回も!!普通は1回しかできないんですが・・・そのうち1回は完全課金したので、総額2万程はストレングスファインダーに費やしました!それでも自分の長所は分からず・・・
ちょっと調べれば出てくる系のやり方を全部やりましたが効果なし!自分自身で長所を見つけることってこんなに難しいのか・・・と落胆していました。
やっと見つかった『パソコンを触ることとその時間が好き』
ただ、『継続は力なり』なのかは疑問ですが、続けていると見えたことがあって。それが、『パソコンを使っている時間が好きだしパソコンを触ってる時間が苦じゃない』ということでした。
この時、自然と自分の心にピタッと収まった感覚があって、長所を発見できた!!嬉しかったんです!!すると今まで忘れてしまっていた、小さい時からパソコンが好きだった自分を思い出しました!
小学校の授業で誰よりも早くタイピングができることが嬉しかったし、色んな人からパソコンについてこういう時どうするのか聞かれたりしてたなぁとか!
確信『あ、俺、やっぱパソコン好きだわ!』
あ、俺、パソコン好きだわ!何もできないけど!!
ここまできてようやくパソコンを使った仕事がしたいと思うようになりました。同時に、就職活動で、Web デザイナーやプログラマーになりたいけど、スキルがないから、絵が描けないから、など無理だと勝手に諦めていた自分にも気が付きました。
いざ通わん!webデザインの専門学校へ
そして Web デザインについて調べ、パソコンを買って独学をしてしていきます。それからいろんな人に出会い、いろんな人からいろんな話を聞き、絵が描けなくても Web デザインができること、アートとデザインは別物だということを教えていただいて、踏ん切りがついて、働きながら Web デザインの学校に通うことを決めたのです。
デジハリ
働きながら学ぶハードな日々!2ヶ月延長して卒業
僕は働きながら専門学校のデジタルハリウッドに通うことなります。ハードな日々でしたが、パソコンで何か作業に没頭している時間って楽しいなと思うことができました。結果的には2ヶ月も延長した上で卒業することができました。
本社への異動は叶わず転職活動開始
その後転職するまでには10ヶ月間が空きます。その間は仕事続けながら、なんとか本社の中のWebを使う部署に異動させてくれないかとお願いをしていたんです。
めちゃくちゃお世話になっているエリアマネージャーが人事と折衝してくれていたから。さすがにその間は辞めることはできないし、会社自体は好きだったので、異動で解決したいと考えていました。
結果的に異動はできることになったのですが、なんせ育てる環境がないので、僕みたいなペーペーができる仕事はないといわれました。成長したいのなら、他の会社にいくほうが君のためだよと言われ、本当の意味で転職を決意!!
デザインどうのこうのより、とりあえずパソコン触ることが好きでいい
そんな中で改めて Web デザインについて考えました。
最終的に考えが行き着いたところは、そんなに Web デザインが好きなわけではなくいいということです。パソコンが触ること、その時間が好きなだけなんです。
ただそれでも Web の業界で働いて、その知識を得たり、デザインも含め自分のスキルを磨いて、得意なことをもっと追求していく人生にしたいなと思ったので、学んだ Web デザインやフロントエンドの言語コーダーとして転職できました。
長所に気づいて大きく変わった人生
こんな流れで今の僕があります。
全ての根本は自分の得意なことを認めることができたかどうか、そこに気づけたかどうかで大きく人生が変わったなと感じています。
この長所を自分で認めること、見つけることを経験ベースであと3回の記事で伝えてたいです。
次回予告『あるのにない問題』
次回は『あるのにない問題』について話したいと思います。これは長所が見つからないと嘆く人にとって、長所を見つける大切な考え方になります。ぜひ読んでみてください。