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失敗を避けちゃう

何が失敗か
個人的な失敗の定義を考えてみました。やはり僕は曲がっています。恥ずかしいこと、人よりも劣っていること、とにかく自分がダメなんだと周りの人にばれることが本当に嫌です!!!隠さずともそんなに立派な人間ではないんですけどね・・・
失敗したくてする人はいない
前職の上司に言われて納得した言葉です。僕はクレームで入った電話対応の際、折り返しが必要な案件なのにも関わらず、電話番号を控え忘れたのです。
うっかり失敗しましたと上司に報告したら、失敗したくて失敗したいやつがいるのか、忘れたくて忘れるやつがいるのか、うんこした後にうっかりおしりをふき忘れる人間がいるのか、うっかりズボンを下す前におしっこをする人間がいるのか!!!と絶妙な例え叱責を受けました・・・でもこれって本質ついてる話だと思うんです。
失敗が怖いから集団トークに入りにくい
誰かひとり話に入れなかったり、シラケる話をしてしまったらそれは失敗です。
そういうミスを恐れてうまく話ができなかったり、この話はよくないなぁとか、今話に入ったら場を濁すなぁとか、自分の話をしたいけど誰も興味ないよなぁとか、そんなこんなでうまく話せず、ギコちなくなるから、余計にシラケて・・・って負のループが生まれます。
これはミスりそうだぞという勘が働く
複雑な工程を手作業で行うような仕事があった場合、例えばエクセルで計算をしますが、関数が使えず、A1とB1を入れ替えて、C1にA1+B1をアウトプットして、sheet2のD1からデータをsheet1に持ってきて、それを列番号99まで繰り返すみたいな処理をする場合ですね。
自動だと信頼できますが、手計算だと絶対ミスってる!!!と半信半疑になります。自分が作業する場合も他人が作業する場合も同じです。
違和感で立ち止まる
あれ?なんかこのデータおかしい・・・こんな違和感で立ち止まり、調べてみると計算が間違ってた!そんな経験が多くなってきます。
桁が一桁多かったり、明らかに0になる計算ではないのに、0で答えが出てたり、普通の人だとスルーしてしまう部分でも、あれ??なんとなく違和感がする・・・とフィルターがかかることが多いと感じます。
他人のミスに敏感になる
他人のミスに敏感になります。ミスをしたことよりも、あの人絶対ミスるな~~~~って感覚です。例えば問題認識のコミュニケーションが不足している場合。
上司と同僚Kの会話が聞こえてきます。上司は問題Aに対して、こないだ会議で話した取引先問題A(納期遅れ)を解決するために、B+Cの処理結果を報告してくれ!と同僚Kに指示を出します。同僚Kは分かりました!と返事をし上司に確認します。取引先Aの問題って納品に関する問題ですよね?上司はそうだと返事します。しかし同僚Kは納品問題って納品品番が間違ってることだったよなぁ?それなら処理はB+CではなくB-Cだな。と処理結果B-Cで上司に返してしまいました。
この場合、僕はこのように考えています。まず、この上司と同僚Kはそもそも問題認識を正しく共有する上で曖昧さを取り除く意識が普段から不足していること。
つまりで、複数解釈ができる指示の出し方納品問題、こないだの会議)であるにも関わらず、スルーしていることが問題で、あぁミスりそうだなぁと思うわけです。
こんな感じで、いつも同僚がどういう認識をしやすい人間で、何ができて何ができないのかを把握するように努めています。
これは自分がミスを避けるため、組織がミスを避けるため、同僚の能力をより発揮させるためにはどうすればいいかを考えているためです。
恥をかくほど人は強くなる
かわうそ29もミスるたびにへこみます。でもミスすればするほど、人前で恥かけば恥かくほど、心の殻が破れてより強くなる感覚もあります。
人間の存在がそもそも完全ではないので、生きてるだけで失敗です。どうせ失敗ならば思い切りやろう、楽しもう、全力で準備して全力で挑もう!!!って思います。それでも、どれだけそう願っても、思っても、失敗を避けてしまう僕は失敗恐怖症だと思うんです。